通時的意味変化

通時的意味変化は 命題的>主観的>対人的 と変化する。

(1)
a. John apparently forgot his bag.
b. Apparently John forgot his bag.
c. John looks around 20 but apparently he is 16 years old.

(1a) の apparently が命題的で主語の視点からの表現である、 (1b) の apparently は主観的で命題の蓋然性を表している。一方 (1c) の apparently は話者と聞き手との関係を表す対人的な「実を言うと」と間主観的、つまり対人的な用法である。このような変化が英語の助動詞にも生じた。

(2)
a. John can run fast.
b. John can have run for long.
c. You can go now.

(2a) の can が命題的で主語の能力を表している。一方 (2b) の can は主観的で命題の蓋然性を表している。そして最後の (2c) の can が間主観的で対人的な can で相手への許可を表している。
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by miyakmae | 2018-10-17 08:41 | 言語 | Comments(0)

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