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元素数を表す接頭辞と接尾辞

元素がイオン化すると名称が変化する。これはイオン化を表す接尾辞や接頭辞であらわす。monatomic ions の場合はそれほど複雑ではないが、 polyatomic ions の場合は化合する元素の数により接尾辞や接頭辞が異なってくるからややこしい。例として酸素と塩素の化合物で考えてみよう。酸素と塩素が化合すると塩素酸塩ができる。

(1)
a. chlorine
b. chlorite
c. chlorate
d. perchlorate
e. hypochlorite

(1a) は塩素元素である。 -ite はイオン価した場合につく接尾辞であるが酸素の数を表す場合もある。 (1a) が塩素で、これに酸素2個がついているのが (1b) の chlorite である。さらに酸素が1つ加わると接尾辞は -ate に変わり (1c) のように chlorate となる。これにさらに酸素が1つ加わると接尾辞では表せないので、次に接頭辞の per- をつけて酸素の数を一つ増やす。 (1d) の perchlorate は酸素が4つのイオンである。一方、酸素の数は減らす場合は -ite の接尾辞のついたものにまた接頭辞の hypo- をつけて (1e) のように hypochlorite とする。 hypo- と -ite で酸素の数を1つマイナスにしているのである。これらの日本語が次のようになる。

(2)
a. 塩素
b. 亜塩素酸塩
c. 塩素酸塩
d. 過塩素酸塩
e. 次亜塩素酸塩

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by miyakmae | 2018-01-28 09:31 | 言語 | Comments(0)

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