意味論における意味タイプ

意味タイプとは統語論の品詞みたいなものである。意味論の意味タイプは基本的には< e> と< t> の2つしかない。 e とは entity の頭文字からとったタイプで実在物、つまり individual を表す。一方 t は truth-value の< t> で真理値を表す。一般に文が表す意味タイプが t で、その文が真か偽のどちらかの値を表す。このように述べると、統語論で表される名詞や形容詞や動詞や副詞や前置詞や助動詞などの品詞を2つだけのタイプでどのように表すのか疑問に思う人がいるかもしれないが、これらすべて <e> と <t> またはそれらの複合でタイプを表すのである。というのも意味論の意味の表し方は「自然言語表現」と「世界のあり方」の対応関係を表すことなのである。その時に使われる基本的な記号がいろいろな括弧なのである。

(1)
a. 〚〛 = 対象言語の外延を表す。
b. {} = 集合の要素。
c. <> = 順序対
d. () = 関数に対する項

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by miyakmae | 2017-10-30 08:13 | 言語 | Comments(0)

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