Montague の量化詞の扱いは集合と集合の写像みたいな働きをしている。例えば
(1)
a. Every man loves Mary.
b. 〚every〛= [λ A et λ B et. {d e : A (d) =1 ⊆ {f e : B(f) =1}]
(1a) の解釈は man の集合と loves Mary の集合をつなぎ合わせる働きをしているのが every であると考える。Aの集合が「男の集合」で B の集合が「メアリーを愛している人の集合」で every は A が B の部分集合になっていることを示している。これが数量詞 every の外延である。