外置

虚辞を置き右方転位するのを外置という。

(1)
a. That John is kind is true.
b. It is true that John is kind.

(1b) が外置である。もともとあった主語の that John is kind が右方に移動されて代わりに虚辞の it が主語の位置に挿入されているのである。(1a) と (1b) は両方とも文法的で論理的な意味は変わらない。しかし it 外置は問題ないが、 (1a) のタイプの表現は文法性が下がると言うちぐはぐな状況が起きる場合がある。

(2)
a. ?That that John is kind is true is unlikely.
b. ?It is unlikely that that John is kind is true.
c. It is unlikely that it is true that John is kind.

(2a) や (2b) の文法性は落ちるが、両方の命題とも it 外置で表現するとその下がった文法性ももとにもどるということが生じる。一体、何が起きているのであろうか。

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by miyakmae | 2017-10-16 09:23 | 言語 | Comments(0)

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