「ある」と「いる」

animacy と関係のある「ある」と「いる」は補助動詞となるとなんとなく逆になるような感じがする。

(1)
a. 鍵をかけてある
b. 鍵がかかっている
c. 鍵がかけられている

「鍵をかける」のは人であるから animate な主語であるが結果の状態を表す場合は「ある」を使い、「鍵がかかる」の主語は inanimate の「鍵」であるにもかかわらず状態の結果を表すのに「いる」を使う。どうも逆のような感じがするが

(2)
a. たくさんの学生が並んでいる
b. *たくさんの学生が並べられている
c. *たくさんの学生が並べてある

「並べる」の場合は(2a) のようにanimate の「学生」が主語の場合は「いる」で問題ないが (2b) や (2c) は非文となり「いる」「ある」と合っているような気もする。でも (2b) や (2c) は「いる」「ある」の問題ではなく「並べられる」や「並べる」の問題であろうが。どうも補助動詞と animacy の関係はあまり関係ないのかもしれない。


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by miyakmae | 2017-02-02 08:55 | 言語 | Comments(0)

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