ラッセルのパラドックス

有名な Russel のパラドックスはなにも Russel だけでなく昔から問題となっていた問題である。スコラ哲学者もフレーゲもカルナップもみんな同じような問題に直面していたのである。

(1)
a. 前提:花子は目の前にいるのが弟の次郎であることを知らない。
b. 花子は次郎が自分の弟であることを知っている。
c. 花子の目の前にいる人は次郎と同一人物である。
結論:花子はその同一人物が自分の弟であることを知っており、かつ知っていない。

この矛盾を解決するのがタイプ理論である。言語学でもこのタイプ理論なしには語を定義することができなくなってしまう。外延や内包の問題である。昔、次のような文を不思議だと思った。

(2)
a. I met my wife when I was a college student.

当然、話者が学生の頃には結婚していなかったので会った時には wife ではなかったのである。


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by miyakmae | 2017-01-26 14:31 | 言語 | Comments(0)

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