日本語の基数詞

倍数の法則

一般の人は言語はコミュニュケーションの手段であると考えるが言語学者は神の謎の対象であると考えています。一見してなにの規則性もない言葉ですが、詳しく調べるとまるで神様が規則的に作った創造物であるというのがわかります。その中の1つが日本語の倍速の法則です(窪園2011)。日本語の数は倍速の法則に基づいてできています。
(1)
a. 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10
b. ひ、ふ、み、よ、い、む、な、や、こ、と

日本語には漢語が借用されてわからなくなっていますが純粋な日本語の数字の読み方は (1b) のようになります。(1b) をヘボン式ではなく訓令式で書くと次のようになります。

(2)
a. hi, hu, mi, yo, I, mu, na, ya, ko, to
b. 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10

ここで倍数を拾ってみると

(3)
a. hi, hu 1, 2
b. mi, mu 3, 6
c. yo, ya 4, 8
d. I,to 5, 10

1と 2は両方とも h-に母音がついた数で 3と6は m- に母音がついた数で 4と 8 は y- に母音がついた数であるのがわかります。日本語の基数詞は倍数で同じ子音字を使い、母音字を変えることによって形成されているのがわかります。ただ 5と 10 はそのような倍数になっていないことから、もしかしたら5の発音は昔は別の発音をしてそれがなんらかの形で変化したのではないかと仮説を立てて探っていこうとします。ただ 1, 2 や 3, 6 の倍数の関係は小さい数が母音字の (I) で倍にした方が母音字の (u) であるのに 4, 8 の関係や 5, 10 の関係やちょっと異なるので、仮説が間違いである可能性もあると考えながら推理を進めます。言語学はこのように神様のパズルを解き明かすゲームみたいなものなのです。

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by miyakmae | 2015-01-01 00:00 | 言語

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