mirativity


mirativity とは発話者が驚いたり、予期しなかったりしたことが生じた時に動詞にテンスやムードで表すことをいう。日本語やチベット語など東洋の言語の中には
(1)
a. 明日試験があるんだった。
b. 明日試験がある。
(1b) のことを過去形で (1a) のように言うことがある。これは (1b) の事実を述べるだけでなく、その事象を発話者は完全に忘れていて突然思い出したときに (1a) のように過去形で表すことである。これは英語の仮定法過去の時と同じような表現の仕方である。
(2)
a. If I had an exam tomorrow, I couldn't sleep tonight.
b. 明日試験があったら、今晩は眠れないのに。
英語でも仮定法のような特殊なもの以外にも日本語と同じように、時間は現在を表しているのに過去形で表して mirativity を表すような表現もかなりある。
(3)
a. You made it. You are here on time.
b. やったね、時間通りここにこれたね。
(3a) の You made it. は本当は現在形の You have made it. なのであるが単純に過去形で You made it. と mirativity を表している。

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by miyakmae | 2016-05-08 08:56 | 言語

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