Plato's problem と Descartes' problem

Chomsky の言うプラトンの問題とは、人間が限られた言語資料から豊かな言語知識をどのようにして持つかという問題である。いわゆる言語獲得の問題である。一方、デカルトの問題とは言語使用の創造的特徴の問題で、日常の言語使用は過去の知覚とはことなった新たな文が用いられるのはなぜかという問題である。人は過去に覚えた文を発するのではなく、一度も聞いたこともない文を創造的に発するのが人間の言語の本質である。この本質的な能力は一体何なのかというのがデカルトの問題である。これらは Chomsky の専売特許でもなく、今までいろいろな人が言及してきた。Russell も Human Knowledge でつぎのように述べている:

How comes it that human beings, whose contacts with the world are brief and personal and limited, are nevertheless able to know as much as they do know. (Russell, 1948)

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by miyakmae | 2017-10-14 07:27 | 言語 | Comments(0)

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