意味役割

Postal (1971) は次の心理動詞は目的語を再帰代名詞にすると文法性が下がると指摘した。

(1)
a. I pleased John.
b. ?I pleased myself.
c. I like myself.

(1c) の場合は問題ないのに (1b) の場合は文法性が下がってしまう。 (1a) では please する人と please される人がきて問題がないのに (1b) では文法性が下がってしまう。

(2)
a. John is amusing to me.
b. ?John is amusing to himself.
c. John is amused with himself.

(2a) では John が面白い人で、それを感じるのが me である。しかし (2b) では本人が感じる場合は文法性が下がってしまう。このような文法性の違いを Jackendoff (1972) は

(3)
A reflexive may not be higher on the Thematic Hierarchy than its antecedent.

(3) で説明している。

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by miyakmae | 2017-10-13 07:54 | 言語 | Comments(0)

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