推論

われわれはつい緩い推論をして論理的であると信じてしまう。
(1)
a. 魚は水の中を泳ぐ。
b. サンマは水の中を泳ぐ。
c. だからサンマは魚だ。

(1) は三段論法で major premise は正しい。 minor premise も正しい、しかしこのようなプロセスで conclusion をするやり方は正しくない。しかしわれわれは (1) は何か変であるが、でもやはり正しいのではと思ってしまう。fallacy of affirming the consequent 「後件肯定の虚偽」に気付かないのである。 (1) の推論は実は次のような推論なのである。

(2)
a. 魚はすべて水の中を泳ぐ、しかし水の中を泳ぐものがすべて魚とは限らない。
b. サンマは水の中を泳ぐ。
c. だからサンマは魚だ。

(2) は明らかに間違いであるというのがわかるが、(1) はなかなかわかりづらい。

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by miyakmae | 2017-03-17 08:28 | 哲学 | Comments(0)

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